大自然からの学び その4 - 水のように生きる
こんにちは。
「上善は水の如し」という言葉を知っていますか?
この言葉にもあるように、今日は自然からの学びの中から水について書きます。
水は人間にとって、そして地球上のほぼすべての命をもささえています。
水には形がありません。
水の唯一の存在方法は、周りの形に従い存在する事です。
そしてひたすら、下の方にむかって流れていきます。
この意味は、
ただまわりを助け、自分を無くして相手に従うこと。
そこには形も哲学もありません。
水のように、コップに入ればコップの形の存在となり、お皿に注がれればお皿の形の存在となる。
私たちが、水のように。と常に意識したなら、他人の意見や方法を受け入れられて、スムーズに周りと生活することができます。
そうすると、自分自身の考えによる悩みもなくなり、そのうえに人を助けること、
他人の意見や方法に対して、結果的に他人の成功や助けにつながる可能性もでてきます。
もちろん、最終的には自分のエネルギーの質を綺麗にすることにも繋がります。
ただ注意したいのは、いつでもどんな人に対しても。ということでは決してありません。
あくまでも、その人が道徳倫理に反していないことが前提です。
いくらお水を注いでも、コップにヒビが入っていたなら、お水を入れても入れても、お水はヒビ割れから流れでてしまいますね。
このように、道徳倫理に従わない人がそばにいたならば、従わずに、そしてできる事ならば、なるべく離れればよいです。
道徳経の第八章にある水についての言葉
上善如水、水利万物而不争。
上の善は、水のように万物に利を与え、争うことはなし。
水についての名句です。
きょうは、このへんで。
miwa